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ほしあい眼科

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白内障手術

当院の白内障手術について

経験豊富なスタッフによるカウンセリング・手術

豊富な経験と高い技術を有する眼科専門医や麻酔科医、看護師、視能訓練士、医療事務などがチームとなって、安心・安全な白内障手術を行っております。
白内障手術が初めての眼の手術となる患者さまも多くいらっしゃいますので、事前に十分なカウンセリングを行い、不安や疑問を解消しながら手術を進めてまいります。

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術後の満足度を高める精密な検査

白内障手術で使用する眼内レンズの種類や度数は、術前検査の結果から最適なものを予測し、患者さんとご相談のうえ決定いたします。
術前検査の精度は、術後の見え方や満足度に大きく影響するため、当院では高精度な検査機器を備え、専門知識を有する視能訓練士(国家資格)が正確な検査を行っております。

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前眼部OCT CASIA2

光干渉方式により角膜や水晶体等の前眼部を3D立体画像として、非接触・非侵襲かつ高速撮影できる最新式の検査装置です。白内障や緑内障、角膜疾患などに対してその有用性が高く評価されています。白内障の手術では多焦点レンズの適応や乱視用レンズの選定の際に有用であり、ご希望の見え方に応じて適切な眼内レンズの度数を計算し決定します。

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安心・安全な手術をサポートする手術設備・機器

より安全・迅速・正確な手術を行い、患者さまの負担を軽減するため、当院では大学病院や総合病院でも使用されている最新の手術機器を導入しております。
手術機器の進歩により、一般的な白内障手術はおよそ10分程度で終了いたします。

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●白内障手術ガイドシステム VERION

白内障手術ガイドシステム VERION

手術前に術前の眼をデジタルに測定します。具体的には、角膜曲率半径、乱視度数、乱視軸、瞳孔径、角膜輪部径の測定の実行と眼の高解像度画像の撮影をワンステップで行います。高解像度デジタル画像は、患者さんの眼の強膜血管、角膜縁、虹彩の特徴を捉え、これらの情報は、手術層の切開位置、嚢切開、眼内レンズの固定を行う際に用います。

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手術中は顕微鏡に設置されているベリオンシステムにより、測定した目の特徴をもとに手術中の眼の動きを追跡し、術前に計画した切開位置、前嚢切開位置、眼内レンズの固定位置、乱視矯正眼内レンズの軸を顕微鏡下にモニター表示をします。機械が正確に術前検査で決めた眼内レンズの位置などをガイドし、それは目が動いても追尾してくれるので術前検査で決めた手術計画をより正確なものとする手術が実現します。

白内障・硝子体手術機器 Constellation Vision System

白内障・硝子体手術装置「コンステレーション・ビジョンシステム」(アルコン社)を導入しています。

白内障・網膜硝子体手術装置として世界各国で使用されており、さまざまな白内障および硝子体疾患に対応可能な装置です。当院ではこの装置を用い、わずか約0.4mmという肉眼ではほとんど見えないほどの小さな切開部から、極めて細い手術器具を用いて小切開手術を行っています。眼球を大きく切開する必要がなく、縫合も不要なため、手術は安全かつ効率的に行うことができ、術後の回復も早く、患者さんの身体への負担を大幅に軽減できます。

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難症例の白内障にも対応

経験豊富で高い技術をもつ眼科専門医が手術を担当いたしますので、難治性白内障、成熟白内障、眼内レンズ落下、核落下、乱視矯正など、難しい白内障手術にも対応しております。

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眼内レンズの種類が豊富

白内障手術で使用する眼内レンズには、健康保険が適用される「単焦点眼内レンズ」と、保険適用外の「多焦点眼内レンズ」の2種類があります。
それぞれに特徴があり、メリット・デメリットも異なりますが、当院では患者さまの日常生活やご職業、ご希望を丁寧にお伺いし、最適な眼内レンズを患者さまとご相談のうえ決定いたします。

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眼内レンズについて

眼内レンズの種類

水晶体の代わりに挿入する眼内レンズには、さまざまな種類があります。
当院では、患者さまの生活スタイルや術後の見え方、ご予算に応じて最適なレンズをお選びいただけるよう、単焦点眼内レンズ(保険適用)と多焦点眼内レンズ(選定療養・自由診療)をご用意しております。

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単焦点眼内レンズの特徴

保険診療の眼内レンズ

単焦点眼内レンズは保険診療です。

 

手術前に、焦点を1つ決める必要がある

単焦点は、1つの焦点にのみピントが合うレンズです。手術前に焦点の距離を1つ選んでいただきます。

例えば、手術前に「遠くが見えるようになりたい」と希望して眼内レンズを選んだ場合、術後、遠くは見やすくなりますが、手元にはピントが合いません。

 

手術後、メガネを使用する頻度が多い

手術前に選んだ焦点以外の距離をしっかり見るためには、メガネが必要です。

 

乱視矯正用の単焦点眼内レンズもある

特定の条件を満たす場合は​、乱視矯正用の眼内レンズを選択することがあります。

多焦点眼内レンズの特徴

メガネ・コンタクトなしで生活しやすい

多焦点眼内レンズは、メガネ・コンタクトなしで見える範囲が広がります。手術後、できるだけ裸眼で生活したい方には、多焦点眼内レンズがおすすめです。

※多焦点眼内レンズを使用している状態でも、状況次第ではメガネ・コンタクトを使用した方が良い場合もあります。

 

白内障手術時に、老眼や乱視の改善が期待できる

老眼の矯正、乱視を矯正できる付加価値の付いた眼内レンズがございます。適切な多焦点眼内レンズを選択することで、白内障の改善だけでなく、老眼や乱視も改善でき、生活の質を向上させることができます。​​

 

レンズの選択肢が豊富

多焦点眼内レンズは、豊富な種類があり、レンズ毎にコンセプトや特徴が異なります。

多焦点眼内レンズで問題になりがちなハロー・グレア現象を抑制した仕様のものや、乱視矯正機能を備えたものなど、様々なレンズがございます。

 

見え方の質にこだわりがある方は不向きな場合もある

多焦点眼内レンズは、メリットが多く患者さんの満足度が高いレンズですが、コントラスト感度の低下​、夜間のハロー・グレア現象などのデメリットもございます。

 

選定療養の多焦点眼内レンズも取り扱いあり

単焦点・3焦点・焦点深度拡張型の見え方の違い(イメージ)

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単焦点眼内レンズ

ピントを合わせた距離(1箇所)のものが、はっきりとよく見えます。

 

表示したイメージ図は「近く(手元)」に焦点を合わせた単焦点眼内レンズの見え方です。「中距離」と「遠く」にはピントが合わないため、はっきり見るにはメガネが必要です。

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3焦点眼内レンズ

3つの焦点距離のものが、はっきりとよく見えます。

 

表示したイメージ図は「近く(手元)」と「中距離」と「遠く」に焦点を合わせた3焦点眼内レンズの見え方です。

2焦点眼内レンズよりも、さらにメガネをかけることが少なくなります。

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焦点深度拡張型(EDOF)眼内レンズ

焦点を「遠方」・「中間」・「近方」といった個別の距離に合わせるのではなく、「遠方から中間まで連続的」にピントが合う見え方が特徴的な眼内レンズです。3焦点眼内レンズと比べてハロー・グレアが軽減されている点も特徴です。ただし、手元など近方の見え方はやや弱いため、近くを見る際には眼鏡の装用が必要となる場合があります。

多焦点眼内レンズが向いている人・向いていない人

向いている人

  • 眼鏡、コンタクトレンズの依存度を下げたい方

  • 裸眼で生活したい方

  • 白内障以外に目の病気のない方

  • 多焦点眼内レンズの特性(メリット・デメリット)をご理解いただける方

  • 場合によっては眼鏡やコンタクトレンズが必要になることもある程度許容いただける方

向いていない人

  • 白内障以外の目の病気がある方(緑内障、眼底疾患など)

  • 瞳孔が小さい方

  • 見え方に対して神経質な方

  • 見え方の質やこだわりが仕事に影響する方(カメラマン、デザイン関係、歯科医 など)

夜間の見え方「ハロー・グレア」について

多焦点眼内レンズでは、夜間に「ハロー・グレア現象」が生じやすいとされています。

夜間に光を見ると、光がにじんで広がり、その周囲にリング状のもやがかかったように見える現象を「ハロー現象」、光がぎらついたり伸びたりして、まぶしく感じる現象を「グレア現象」と呼びます。

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ハロー・グレア現象は、通常、時間の経過とともに軽減すると考えられており、症状が続いても次第に慣れて気にならなくなる場合が多いとされています。どうしても慣れない場合には、眼内レンズの交換が選択肢の一つとなります。

ハロー・グレアは夜間の光を見たときに現れる現象であるため、夜間の外出や運転が少ない方では、日常生活に支障をきたすことはあまりありません。個人差も大きく、ハロー・グレア現象が生じても気にならない方もいらっしゃいます。

また、眼内レンズメーカー各社もハロー・グレアの軽減に向けた研究を進めており、これらの症状を感じにくい新しいレンズも増えてきています。

選定療養について

多焦点眼内レンズには、選定療養の眼内レンズと自費診療の眼内レンズがあります。

選定療養では、通常の単焦点眼内レンズ(保険適用)の料金と多焦点眼内レンズ代の差額をお支払いいただきます。手術における技術料は​健康保険で行うというものです。

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当院の取り扱い多焦点眼内レンズ

Clareon PanOptix(クラレオン パンオプティクス)

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乱視矯正

可能

焦点

遠・中・近

近法の焦点距離

40㎝

グレア・ハロー

少なめ

スマホ

パソコン

夜間運転

金額(片眼・レンズ代のみ)

352,000円(乱視用 407,000円)

Clareon Vivity(クラレオン ビビティ)

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乱視矯正

可能

焦点

遠・・近

近法の焦点距離

40㎝

グレア・ハロー

とても少なめ

スマホ

パソコン

夜間運転

金額(片眼・レンズ代のみ)

352,000円(乱視用 407,000円)

Vivinex Gemetric(ビビネックス ジェメトリック)

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乱視矯正

可能

焦点

遠・中・近

近法の焦点距離

40㎝

グレア・ハロー

少なめ

スマホ

パソコン

夜間運転

金額(片眼・レンズ代のみ)

352,000円(乱視用 407,000円)

Vivinex Gemetric Plus(ビビネックス ジェメトリック プラス)

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乱視矯正

可能

焦点

遠・中・

近法の焦点距離

30㎝

グレア・ハロー

少なめ

スマホ

パソコン

夜間運転

金額(片眼・レンズ代のみ)

352,000円(乱視用 407,000円)

Intensity(インテンシティ)

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乱視矯正

可能

焦点

5焦点

近法の焦点距離

40㎝

グレア・ハロー

少なめ

スマホ

パソコン

夜間運転

金額(片眼・レンズ代のみ)

660,000円(乱視用 770,000円)

白内障手術を受けるタイミング

白内障手術を検討するタイミングは「見えづらさで、日常生活に支障が出始めたとき」です。
具体的には、視力の低下、眼鏡をかけても改善しないかすみ、強いまぶしさ、運転免許の更新が困難になる場合などが挙げられます。

水晶体の濁り方や進行具合によっては、自覚症状があまりなくても、早急に手術をおすすめする場合があります。

白内障手術を検討するタイミングの例

視力が低下やまぶしさで、日常生活や仕事で困っている

屋外や夜間の運転時などに、強いまぶしさを感じる

視力が0.7以下になって、運転免許の更新が出来ない

白内障手術の方法

白内障は、濁った水晶体を取り除き、患者さまのライフスタイルに合わせた眼内レンズを挿入することで、良好な視力を取り戻すことができます。
手術中は点眼麻酔を行うため、目を触られる感覚や軽く押されるような感覚、使用する目薬が少ししみる感覚はありますが、ほとんどの方は痛みを感じません。

1.麻酔・切開

点眼麻酔を行い、まず眼球を切開し、水晶体の前嚢を連続環状嚢切開します。

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3.眼内レンズを挿入

濁った水晶体があった場所に、眼内レンズを挿入します。

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2.濁った水晶体を取り除く

水晶体の核と皮質を超音波で砕き、濁った水晶体を吸引して取り出します。

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4.眼内レンズを固定

手術は、10分前後で終了します。

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白内障手術の費用

単焦点眼内レンズの場合

保険適用/1割負担 

(片眼)約18,000円

保険適用/3割負担 

(片眼)約60,000円

多焦点眼内レンズの場合

Clareon PanOptix

(片眼)352,000円(乱視用 407,000円)選定療養

Clareon Vivity

(片眼)352,000円(乱視用 407,000円)選定療養

Vivinex Gemetric

(片眼)385,000円(乱視用 440,000円)選定療養

Vivinex Gemetric Plus

(片眼)385,000円(乱視用 440,000円)選定療養

Intensity

(片眼)660,000円(乱視用 770,000円)自由診療

後発白内障について

白内障手術後、しばらくして再び白くかすんで見えることがあります。これは「後発白内障」と呼ばれ、手術から2〜3年後に多くみられます。
再手術の必要はなく、外来でレーザーを使って濁った水晶体嚢(水晶体が入っていた袋)を取り除くことで、視力は回復します。
白内障手術後、見えにくさを感じた場合もお気軽にご相談ください。

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